『空』を書く

昨日から書の制作会で泊まり込んでます。今回は『空』を書いてます。空に対する思いが邪魔して書いても書いても、同じ『空』になってしまい、ドツボから抜け出せない状態になっていました。今回は作品を出すのをやめようかとの思いがよぎって、頭を抱えていました。 お昼を買いに行こうと外に出た時、黄色蝶々が目の前に飛んで来たのです黄色蝶々は、亡くなった息子です。大事な時に、どこからともなく、飛んで来るのです。あ!息子が私に頑張れって励ましのエールを送ってくれてると感じたら、涙が止まらなくなりました。書の大先輩が、『私の筆を使って大きな作品を書いてみなさい。』と言って下さり筆を貸してくれました。いつも書いてる(140✕90)の倍の大きさの紙の上に立ったら、大海原に立っている気持ちになり、『空』に対するごちゃごちゃした思いが消えて行きました。思い切り書いたら、私の中に、清々しい青空が広がったのです。黄色蝶々に書かされた『空』は、宇宙に繫がっている気がしました。創(つくる)有難う♥

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