あれだけ暑かった夏が次の季節に移ろうとしています。何があっても、夏の次に秋が来て秋の次に冬が来るこの自然の誠実さに、あの辛かった時に、どれほど支えられたか…息子が亡くなったのが秋だったので、秋の気配を感じただけで涙が溢れた私ですが、いつの間にか秋の季節が味わえるようになっていました。久しぶりに初女さんの「いのちの森の台所」を読んでいたら、私のことを書いて下さってる文章に…
『友達とリレーをしていた息子さんは「疲れた」と言って校庭に寝転んて休んでいました。そろそろ帰ろうとお友達が声をかけたところ、すでに心肺停止、脳死状態だったそうです。数日後、空のお弁当箱が学校から返ってきたときは涙で洗うような思いでしたと書いてありました…』
何年振りかで初女さんのこの文章を読んで、おむすびが入っていた空のお弁当箱のことを忘れていた自分に気づきました。あ〜あの苦しみが私の中から消えていたんだ!息子が与えてくれる喜びが、いつの間にか苦しみを消してくれていたんだ。そして今、私は前を向いて生きている。悲しみは悲しみで終わらないと言っていた初女さんの言葉に支えれ私は悲しみを喜びに変換して、今を生きているんだ!空のお弁当箱に流した涙は感謝の涙になったんだ!初女さんが『かけがえのないものをなくされた方には、いつか大きなものが与えられますよ』って言われてた、それは本当に真実だった…創(つくる)有難う♥
初女さん有難うごさいます♥
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